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薩摩いろは歌(島津日新公いろは歌)のね

薩摩いろは歌 島津日新公いろは歌 ねの石碑

ねがわずば隔てもあらじいつわりの世にまことある伊勢の神垣

「変なことを願わなければ、分け隔てなく公平に願いは叶えられる。例え偽りの多い世の中であっても伊勢神宮は誠の神様である。」

邪な考えで願い事を祈りをせず、純粋な気持ちで祈り事をすれば、願い事は叶います。

偽りの多い世の中であっても、神様仏様は全てをお見通しだからです。

純粋に世のため、他人のためを思って祈る願い事に対しては、神様仏様は公平に願い事をかなえてくれるが、私利私欲に満ち、邪な悪いことを思って祈る願い事には、それ相応の報いがあります。

例え、自分の心の中だけで思っているだけでも、神様仏様は全てを見通せるので、その悪さと同等の報いを与えるでしょう。

人は常に清き正しい気持ちでいることが重要です。

美しき心を持った人には良いことが、悪しき心を持った人には悪いことが起きるようになっています。

ここでは、神様仏様がでてきますが、良い心、悪い心に対する報いは、自分の思いに体が反応するためであるとも考えられます。

良からぬことを思えば、体に良いことは起こらないし、良いことを思えば、体にも良いことが起こると考えられます。

自分の体は、自分が思っている以上に、自分の思いに反応するのです。

常日頃から清き心を持てるように心掛けたいものです。