薩摩いろは歌(島津日新公いろは歌)のを
小車のわが悪業にひかれてやつとむる道をうしと見るらむ
「自分自身の怠け心など悪い心に押し流されるから、自分の行うべき仕事が辛く感じるのである。」
小人(つまらない人、器の小さい人)が自分の仕事を辛く感じるのは、自分自身の心に原因があるのです。
本来は楽しいはずの自分の仕事も、つまらない仕事だと思えばこそ、辛く感じるのです。
本来、どんな小さなつまらない仕事であっても、意味があるのです。
その仕事を行う人がいなくなれば、周りに困る人がいるのです。
自分の仕事に誇りをもっていれば、たとえどんなにつまらなく見える仕事であっても、やりがいを感じて楽しく仕事をできるのです。
自分の仕事がつまらなく、やりがいのない仕事だと嘆く前に、まずは、目の前の自分の仕事をコツコツと確実に実行していくことが重要なのです。
仕事を確実にこなしていけば、いつかは、大きな結果を残すことになります。
目先のことばかりを考えず、長いスパンで将来を見据え、目の前の仕事の意味を考える必要があると思います。